サイマティクス メンタルケア 女性特有のお悩みについて

脳とコレステロール/サイマティクスセラピー

今日は、コレステロールの大切さについて考えてみたいと思います。

コレステロールと聞くと、悪玉コレステロールなど悪者のイメージが強いと思います。
動脈硬化の原因など確かに悪者の部分もあるのですが、実は私たちの細胞再生のために大切な役割を果たしてくれています。

脳のコレステロールが減少すると、中枢神経障害などの副作用が見られることがわかってきていて、
いつも落ち込みやすく、すぐ不安になる、ネガティブなことばかり気になってしまう、やる気が出ない等、
心の不調を感じたら「脳の栄養がかなり不足してるかも?」と食生活を見直す良い機会かもしれません。

厚労省は2015年から、コレステロールの摂取量に関しての基準を撤廃しています。
「コレステロールを含む食品を減らしても、血中コレステロール値が低下するという明確な証拠がない」ことが理由です。

近年低コレステロール群はうつ状態の進行が早く、高齢になるほどその傾向が強いことが判明しているのだそうです。

幸せホルモンであるセロトニンが大事なのですが、
うまく機能するためには、血中のコレステロール濃度が一定レベルに保たれていることが必要です。
高齢になってきたらお肉を食べる方が良い、と言われるのはこれが理由のひとつだと思います。

脳の情報がうまく伝わるために、セロトニンが細胞内に円滑に取り込まれる必要があります。
細胞膜にはセロトニンの受容体があるのですが、血液中のコレステロールが減ると、
細胞膜のコレステロールも減って不安定になり、受容体の機能も弱るため、細胞内にセロトニンが取り込まれず、その働きが低下する、という仕組みになっています。
実際にうつ病の患者さんの血液を調査したところ、血液中のセロトニン値が低い人はコレステロール値も低いことが報告されている文献がありました。

痩せていて自殺願望があるうつ病の方に「1日に卵を10個食べなさい」とアドバイスするお医者さんもいらっしゃるくらいです。※実際に短期間でかなり回復される方が多いのだとか・・

(ちなみにセロトニンはほとんどが腸で作られていて、腸内の善玉菌が担っています。
すでに多くの方がご存じだと思いますが東洋医学では脳と腸の経絡はつながっていて腸は「第二の脳」と言われています。)

実はコレステロールを食事から多く摂取すると肝臓でのコレステロール合成は減り、
逆に食事から摂取する量が少ないと肝臓が頑張ってコレステロールを増加させようと働く仕組みになっています。

これは身体のすみずみまでコレステロールが一定になるように、フィードバック機構が働くためです。
なので「食事によるコレステロール摂取量がそのまま血中総コレステロール値に反映されるわけではない」のですね。

コレステロールは他の脂質とともに細胞膜の材料になります。
私たちの体の細胞は常に古い細胞が死に、新しい細胞に入れ替わっています。新しく生まれてくる細胞を作るために、コレステロールは欠かせません。
また、1日に3000個以上生まれているといわれるがん細胞をやっつけてくれる免疫細胞の膜も、コレステロールが材料となります。

そして、コレステロールはさまざまなホルモンの材料となります。
女性ホルモンも(男性ホルモンも)コレステロールから作られています。
コルチゾールなど副腎皮質ホルモンの材料となるのも、消化液である胆汁酸の材料も、コレステロールです。
さらに、紫外線を浴びると体内でコレステロールを材料としてビタミンが合成されています。

実際には私たちの身体にとって大切なものがコレステロールを材料として作られているんです。

動脈硬化を進行させてしまうのは「酸化コレステロール」です。
体内の活性酸素とLDLコレステロールが結びつくと酸化されてしまい、それが血管壁に吸収されやすくなります。これは「糖化」と言われていますよね。

脳に良い食事というのは、ブドウ糖・アミノ酸・必須脂肪酸・リン脂質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素が豊富な食事になります。
脳が疲れたなあと感じた時に大変おすすめなのは「卵」で必要なすべての栄養素がバランスよく含まれています。
脳にとって、卵は最強のスーパーフードです。
脳の神経細胞の主成分はたんぱく質だからです。

納豆・豆腐などの大豆や、お肉、αリノレン酸を豊富に含む亜麻仁油や、サンマ・鯖・イワシ・鮭などEPA、DHAが豊富な青魚もおススメです。

これらの栄養素も多すぎても少なすぎてもお体にはあまりよくありません。最適な量というのは個人差がありますので、不安な方は専門家にご相談するのがベストだと思います。

サイマティクスセラピーの音には、
脳組織・視床下部・脳幹・大脳皮質・脳梁・下垂体・脳骨髄液などの音、
ビタミンA・B・C・D・E・F・H・P・K等のビタミンの音、亜鉛・コラーゲン・カルシウムなどの栄養素の音、
肝臓コレステロール・腎臓コレステロール・副腎コレステロール、
活性酸素を除去する音、テストステロンなどの男性ホルモン、エストロゲンなどの女性ホルモン、
細胞再生・細胞膜・細胞の活性化・コリン・HGH・組織修復、結合組織、脳の経絡・腸の経絡・膵臓の経絡・ホルモンの経絡などの経絡の音・
人間が持っている臓器・神経・器官全般など

様々な音があり、これらの音を使用して脳や心身の浄化や活性化が可能です。

またサイマティクスセラピーの大きな特徴のひとつとして
人間の「21歳~24歳」までの最も健康な状態の周波数(音)を使い、その年齢の状態に近づけ究極のアンチエイジングが期待できる。
ということがあげられます。

さらに!体内に材料があればあるほど、ビタミンB・C・Eやコラーゲン、ホルモンの音が確実に活性化を早めてくれます!

過去にベジタリアンだった女優の中谷美紀さん(46)が、たんぱく質不足てお肌がガサガサになってしまい、34歳の時に元の食事法に戻したというコラムを読みました。
「12年前にベジタリアンをやめて医師の処方によりビタミンB群とナイアシンをしっかり摂取するようになってから、悪夢を全く見なくなりました。安眠・快眠にはビタミンB群とナイアシンをぜひ!」
とおっしゃっているのが印象的でした。

嫌いなものやアレルギーなど食べられないものがあったり、
体質によりその方に合う食材があるので、基本的には自分の判断で好きなように食べてもいいのだと思いますが、
身体が本当に必要な栄養素はきちんと調べてからの方が良いと思います。
落ち込みやネガティブな思考が、偏食による単なる栄養不足だとしたらもったいないですし、1つの食材がだめでも他で代用できるとバランスをとることが可能だからです。

私個人は、卵1個、納豆1パックはなるべく毎日食べようと味変をいろいろ楽しんでいます^^
糖化と食材バランス(野菜・魚や肉だけ、炭水化物だけなど一定の食材だけを続けて食べない)には気を付けていますが、こだわりは特にないです。
単純になにかを食べ過ぎたらその食材をしばらく休む、など週単位でバランスをみるようにしています。
その他に、こめ油・オリーブオイル・ごま油・醤油・味噌・塩にはお金をかけます笑
嫌いなものもないし食べることが好きなので、なんでも感謝して美味しく食べることが1番♡だと思っています。

そして大切なのは、自分の身体に聞いてあげること。
今何がたべたいのか、食べたい理由があるので、細胞の声をしっかり聞くようにすること。だと思います。

苦手なものが多くて栄養バランスが気になる、集中力や持続力がなく脳の疲れが取れない気がする、などのお悩みの方がいらっしゃいましたら
どんな小さなご質問でもかまいませんので、どうかどうかお気軽にお問合せくださいませ✨

 

-サイマティクス, メンタルケア, 女性特有のお悩みについて