先月の静岡出張期間中、所用のついでにふと思い立って白糸の滝に寄ってみました。
10月上旬だったため、まだ紅葉には早かったのですが、
雨のあとの水量が多い時期だったようで、素晴らしい景観を見せてくれていました。
白糸の滝に来たのはかれこれ20年以上ぶりで、何も変わらない自然の美しさにしばらく見入っていました。
入口のすぐそばにこちらの「音止めの滝」があります。
高さ25ｍの絶壁から轟音をとどろかせているこの滝、その昔、曾我兄弟が父の仇の工藤祐経(くどうすけつね)を討つ密談をしていた際、
滝の音で声がさえぎられたため、しばし神に念じたところ一瞬滝の音が止んだという伝説からこの名が残されています。
お土産屋さんを進んで行くと白糸の滝が見えてきます。
幅150ｍの湾曲した絶壁の全面にかかる白糸の滝は、本滝の一部を除いてそのほとんどが富士山の湧水です。
滝のすぐそばまで行かなくとも、マイナスイオンに満ち満ちていてすごい浄化力を感じます★
岩壁の間から白い絹糸のように流れるさまは、白糸の名にふさわしく、
穏やかで女性的な景観なのにもかかわらず、力強い清らかなエネルギーを発しています。
年間を通じて水温12℃、毎秒1.5トンの湧水が流れ出ているのだとか・・・。
国の名勝及び天然記念物にも指定されており、過去には「観光百選滝の部」で1位に選ばれています。
富士山の湧き水は本当にきれいで、とても気持ちが安らぎます。気づいたら1時間以上、無心でぼーーっと眺めていました。
あとになって気づいたのですが、この滝を見ているだけで「直観力」が瞬時に高まるような気がします。意識のクリアリングには最強だなあと感じました。
今年も残すところあと2か月になりましたね。
一年の心身の疲れを洗い流す、という意味で、短時間でしたがとても貴重な時間を過ごすことができました。
お近くにいらした時は、ぜひお立ち寄りくださいませ♪