神社仏閣

熱田神宮

先日、なぜか急に熱田神宮に行きたくなって名古屋まで行って来ました。

熱田神宮は、皆さまご存知の通り、
約1900年前、三種の神器の一つ「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」を祀ったことを起源とし、
熱田大神と、天照大神はじめ五座神が祀られていて
伊勢神宮に次ぐ尊いお宮として厚い信仰を集めています。

前回来たのはなんと16年前!
確かその時は、仕事がてら短時間の滞在だったと記憶しています。
当時は、恥ずかしながら熱田神宮のことは聞いたことがある程度で、
名古屋在住の友人にせっかくだから行った方がいいよ
とすすめていただいて足を運んでみたのでした。

手水舎のすぐ近くに、弘法大師が植えられたと言われている神聖な「大楠」があって、もう圧巻です。
樹齢は約1000年。
内部に白蛇が住んでいるのだそうです。

前回から16年も経っていると、やはり感じることが違うものですね。

まずは本宮にお参り。
お正月の震災で大切な家族や友人を亡くされた方の
深い苦しみや悲しみを思ったり、
ただただ亡くなった方々のご冥福をお祈りして来ました。

熱田神宮には
本宮をはじめ別宮1社、摂社8社、末社19社が祀られているのですが、
たくさんあり過ぎるので、気になったところをご紹介したいと思います。

以前、訪れた時にはなかった「こころの小径」というのがあって、
なんだろうと調べてみたら
本宮の裏側を通って、熱田神宮の中で最も神聖な場所とされている「一之御前神社」へつながる細い小径のことで、
以前は一般公開されていなかったのだそうです。

見ていたら「龍神社」があることがわかったので、辰年にちなんでお参りさせていただきました。

こちらの小径、静寂な神聖な空気に包まれていて
なんというか、頭皮の毛穴がぴりぴりするような、
ぞくぞくするというような、そんな感じがするところでした。

そして、本宮の真裏、1番神様に近いところに来たのですが、何故か何度トライしても光が入り込んでしまって
上手く画像が撮れません。

他に待っていらっしゃる方もいたので、お参りしてから急いで数枚画像を収めて後で確認してみたら!

このゴールドの光のようなものは、
もしかして、か、刀。。。

全部の画像にこの刀のシンボルのようなものが写っていました。
草薙館という熱田の名刀を展示してある場所があるのですが、
その刀を見て、はっ!となったのでした。

本宮の裏手の森にはほんとうに厳粛な空気が流れていて
立ち入り禁止だったのも理解できるような気がしました。

一之御前神社
天照大御神の荒魂をお祀りしてあります。

摂社 上知我麻神社にある、別宮八剣宮へ。
本宮に次ぐ格式を持つ別格の神社で、建築様式をはじめ、祭典や神事など全て本宮と同じように行われているのだそうです。
御祭神も本宮と全く同じ神様をお祀りしていて、織田信長や徳川家康らが社殿などを修造している記録が残っています。名だたる武将が戦に勝つために祈願したようです。

ちなみに八剣宮の「八」は「ますます繁栄」という意味なのだそうです。

続きます。

 

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