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アインシュタインの手紙/サイマティクス

昨年の暮れから、脳科学についての勉強を強化していたのですが、
天才理論物理学者のアルベルト・アインシュタインは脳のグリア細胞の数が、
普通の人と比較すると桁外れに多かったことが発見されています。

グリア細胞とは、ニューロンを固定し栄養を運ぶための重要な手助けをしていて
補佐的な働きをしています。※グリア細胞についてはまた後日。

このことに興味をもって、アインシュタインについていろいろ調べていたら
彼が、娘のリーゼルさんに宛てたとされる、1938年に書かれた手紙の存在があることを知りました。
彼の死後20年公開されることがなかったのだそうです。

既にご存じの方も多いかもしれませんが、ご紹介したいと思います。

相対性理論を世に出したときに、私を理解できた人はほとんどいませんでした。
そして、これから私が人類に向けて明らかにすることも、この世界の誤解や偏見に阻まれるでしょう。
この手紙を守ってくれるようあなたに頼みます。
私がこれから説明することを社会が受け入れられる程進化するまでの間、必要ならば何十年もの間です。

科学ではまだ説明がつかない極めて強力なエネルギーが存在しています。
それは、あらゆるものを包括、決定し、この宇宙で作用する様々な現象の奥に存在する力であり、
それはまだ私たちが証明できないものです。

その宇宙のエネルギーは「愛」です。

科学者達が、宇宙における統一理論を発見しようとする中で、
最も強力で目に見えないエネルギーを彼らは見過ごしていたのです。

愛は光である。それを与え、受け取る人々を目覚めさせるもの。

愛は引力である。なぜならそれらによって私たちは他者に惹きつけられる。

愛は力である。私たちの最高の部分を何倍にもし、人類が持つ無計画な自己中心さによって、人類が滅亡するのを止めてくれる。

愛はその姿をあらわし明らかにする。
私たちは愛のために生き、そして死ぬのだ。
愛は神であり、神は愛である。

このエネルギーは全てを説明し、人生を意味のあるものにしてくれる。それは色々な形であらわれ、私たちはあまりにも長い間見過ごしていた。なぜなら、私たちは愛を恐れているから。なぜなら、人類が意のままに動かすことを学べていない唯一のエネルギーだから。

愛をわかりやすく説明するために、私の有名な方程式を使ってみます。

E=mc2(エネルギーE=質量m×光速度cの2乗)の代わりに、
愛×光速度の2乗がこの世界を癒すエネルギーとなることを認めるならば、
存在する最も強力なエネルギーは愛であるという結論に達します。なぜなら愛には限界がないからです。

人類が宇宙にある他のエネルギーをきちんと使用し制御することに失敗して、
それらが襲いかかったとき、緊急に他のエネルギーで自分たちを養う必要があります。

もし私たちが種として生き残りたいならば、もし私たちが人生に何か意味を見出すならば、もし私たちがこの世界とそこに住む全てのものを救いたいと願うならば、答えは愛しかないのです。

私たちはまだ愛の爆弾というものを作り出せないでしょう。
それはこの地球を荒廃させる嫌悪、自分本位、利欲を打ち砕くのに十分な強力な装置のことです。

しかし、私たちそれぞれが自分の中に小さくても強力な愛の発生装置を持っているのです。
そのエネルギーは解放されるのを待っています。

私たちがこの宇宙のエネルギーを与えたり受け取ったりするのを学ぶとき、
愛するリーゼルよ、私たちは「愛は全てに打ち勝つ」と確信するでしょう。
それはあらゆるものを超えるのです。なぜなら愛は人生の本質だから。

私は自分の心の中にあるものを表現できずにいたことを深く悔やんでいます。
それは、ずっとあなたを想い静かに鼓動していました。たぶん謝るのが遅すぎるのかもしれませんね。
でも、時間は相対的なものだからあなたにこれを伝えなければなりません。
あなたを愛しています。
あなたのお陰で私は究極の答えを見つけることができました。

Your father
Albert Einstein
あなたの父
アルベルト・アインシュタインより

これを読んだ瞬間、宇宙の秩序を数式で解くことに全人生をささげた、天才アインシュタインが辿り着いた究極の答えが「愛」だった、ということに大感動してうるっとしてしまいました。

彼は大変重要なことを私たちに伝えようとしてくれています。

コロナ禍の今こそ「答えは愛しかない」という、彼の言葉を個々にしっかり受け止めなくてはいけないのではないかと思いました。

アインシュタインの残した言葉で、他にも好きな言葉があります。

「自分自身の目で見、自分自身の心で感じる人は、とても少ない」

「この世は危険なところだ。悪いことをする人がいるためではなく、それを見ながら、何もしない人がいるためだ」

「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」

「人生には、2通りの道がある。奇跡なんて存在しないと思うか、何もかもが奇跡であると思うかである」

そして、確かに「時間は相対的」なのだから、アインシュタインのように、愛している人には「愛している」ときちんと言葉で伝えなくてはいけないなぁと強く思いました。

わかってくれている、などと思ってたら後悔しかねないと感じます。

また、疲弊し過ぎて枯渇してしまっては、誰かに愛を伝えることができなくなってしまうので、たまには自分のためにたくさん時間をとって、サイマティクスの「愛の音」をたっぷり施術する時間を久しぶりに作ろうと思います。

 

 

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