サイマティクス メンタルケア 女性特有のお悩みについて

ミソフォニア/サイマティクスセラピー②

ミソフォニア/サイマティクスセラピー①からの続きになります。

ミソフォニアに関してもう少し詳細を調べてみようと検索してみたら、少し検索するだけで「一定の身近な音への嫌悪感」について、かなりたくさん出てきました。

例えば、↓

これは音嫌悪症に入りますか?
人の咀嚼音が嫌いです。
少し聞いただけでも気が狂いそうになって死にたくなります。どうしても無理なんです。

小学生の時は平気でしたが、中学生になったあたりから急に嫌になって、家族と一緒に食べられなくなりました。
その事で親と揉めた時は悔しさと混乱とで疲れ切って寝るまで自分の部屋で泣き叫んでました。
普段はあまり人に対して腹を立てたりしない性格なんですが、その時だけは自分が誰だかわからなくなるくらいおかしくなってしまいます、。

他にも鼻を啜る音、呼吸音、音を立ててなにかを書く音、タイピング音、何度も何度も同じ音が聞こえるなどが嫌です(;_;)

読みづらくてすみません、
出来れば詳しい方、回答お願いしますm(_ _)m

他にも、

音を出す側が心の病気ということは考えられませんか?
他人の咀嚼音や鼻をすする音が気になってしょうがないという質問に、診療内科へ行くことをお勧めする返答がありますが、音を出す側が心の病気ということは考えられませんか?

職場に、飲食物全てくちゃくちゃズーズーかなり大きな音をたてる・鼻をすする(つまってるのではなく)・引きずり歩き、独り言などなど、存在するだけで音がする人がいます。高齢ではなく働き盛り年代の独身男性です。
とても気になるのですが、私の心の問題なのかと思っていました。
しかし最近になり周囲の人たちも程度の差はありますが皆不愉快に思っていたことがわかりました。以前他の方がやんわりと注意したそうなのですが結局変わらなかったそうです。

こういった場合、受診すべきは音を出さずにはいられない側なのではないのかと思いました。
辛口ですが、被害者が自費で受診し、ストレスを与える加害者がそのままでいるなんてやはりおかしいと思います。

もし何らかの心の病気であれば、ただ不愉快だからやめてくださいとお願いするより、本人にわかってもらえるのかと思い質問させていただきました。
詳しい方がいらっしゃいましたらご意見をおきかせください。

※原文まま。

本当に多くの方が「ある一定の音」の不快感について真剣に悩んでいらっしゃるのがよくわかります。お若い方も多かったです。

ミソフォニアも、他の肉体の疾患と同じでいきなり気になるようになるのではなくて、毎日不快に思う音を聞き続けることによって深刻になっていくのだと思います。

また、苦痛に思っているのに、やめてもらえない、環境を変えられないという耐え難い強いストレスが脳に影響しています。
脳が音を聞くだけで勝手に反応してしまう、ということをご家族やパートナー、または職場の方も理解されずに苦しんでいらっしゃることが読みながら痛いほど伝わってきました。

ミソフォニアの人々がなぜ特定の音に拒絶反応を示してしまうのかについて、
研究者らは実験などを通して理解を深めていると科学系メディアのLive Scienceがまとめている記事がありました。

それによると
アムステルダム大学の精神科教授であるダミアン・デニス氏は、
「多くの人々はミソフォニアが本当に障害なのかどうか疑い
「自分だって映画館で誰かが音を立てたら気にするしイライラするよ、と言います」と述べ、
ミソフォニアの症状は外部の人からすると、
一般的な不快な音への否定的感情と区別が付きにくいと指摘してます。

また、ミソフォニアはれっきとした障害として認められるべきだと主張。
ミソフォニアの人々は本当に苦しんでいます。音への嫌悪感が原因で離婚したり、仕事を辞めたりした患者を見てきました」とデニス氏は述べています。

しかし、医療関係者の中でもミソフォニアの知名度は低く、
ミソフォニアを知らない医師が音に過剰な反応を見せる子どもに対し、
自閉症やADHDといった診断を下すこともあるのだそうです。

恐怖症や精神障害にも分類されないこの脳の反応は、現在でも判断は非常に難しく、
適切に治療することが困難なのだそうです。最近まで障害にも分類されていませんでした。

音が脳に与える影響については、このような例もあります。↓

キューバのアメリカ大使館で原因不明の聴覚障害を訴える外交官らが続出した事態を受けて、アメリカ政府は在米キューバ大使館の外交官ら15人に1週間以内に退去するよう要請したと発表

これを読んだ時に、
「咀嚼音などの不快音の周波数が脳の強い怒りや嫌悪感を引き出す部分を刺激する」のは、
その音が、聴覚や精神、神経などに支障をきたす、または何かしらの健康被害を引き起こすような周波数になっていて、それを防ぐための「自己防衛」とも感じられました。
※ここについては自分の課題としてもっと詳細を調べて、またご報告させていただきます。

音が人間に与える影響は、本当に大きいからです。

嫌な音がする時、ホワイトノイズなどの癒しの音をイヤフォンなどで聞いていると緩和されることがあります。
食事の場合、耳栓をするか、部屋などの空間をわける、時間をずらすなど悪化させないために逃げることも必要です。
また、ご両親や上司(人事等)などに、ミソフォニアの資料やWEBページを見せながら説明をし
理解を求め、耳栓などの許可を得たり、席の配置を変えてもらうなど勇気をもって相談するということも必要です。

ミソフォニアの方は周囲に理解されないことが多いので
病院などで医師の方が理解してくれた時に「わかってくれて本当にありがとうございます」と
ほとんどの方がおっしゃるのだそうです。

サイマティクスセラピーの音には、
大脳皮質や小脳、脳梁、脳幹、ニューロン等脳神経、機能の音、神経細胞の再生、機能や損傷を回復させる、心因的なトラウマを取り除く、ストレスを緩和する音、セロトニンなどがあり
ミソフォニアになる前の予防や緩和が期待できます。また、音が気になる以外に、その音を出している特定の人などから受ける心理など、そこにいたるまでの根本を解明しケアすることが可能です。

原因がはっきりし納得するのとしないのでは気持ちも対応も全く変わってくると思います。
ミソフォニアの場合、ミソフォニアかどうか曖昧なグレーゾーンが多く心配な方も多いと思います。

私も、グレーゾーンなのだと思います。実際のところ①のR氏以外で同じような咀嚼音の人が周りにいないのでわからないし、
かなり重度にならなければ病名がつく診断結果にならないものだと思うからです。

また、自分が何を感じて何が嫌だったのか根本を冷静に見直して理解できたら楽になり、
対策をすれば良いだけだ、とシンプルに切り替えることができました。
私にとって大事な今回の件を学ぶきっかけになったR氏には感謝しています。

どんな小さなことでも大丈夫ですので、なにか気になることがございましたら
どうかどうかお気軽にお問合せくださいませ。

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