先日、所用があり京都に行ってきました。
もともと4か月前から計画をしていたのですが、
桜の時期は過ぎてしまっていると思っていたので
全然期待をしないでいたのに、
今年は開花がかなり遅れたので行った時がちょうど満開!
予定を調整して桜を見に行くことにしました。
到着してすぐ、まずはお昼を^^
鯖寿司で有名な「いづう」さんへ。
鯖寿司が大好きなのですが、個人的に、ここの鯖寿司が一番美味しいのではと思っています。
1781年の創業より鯖寿司を作り続けている祇園の名店で
場所は、祇園の花見小路と大和大路の間の路地にあります。
今回は、鯖寿司と鯛寿司、小鯛の雀寿司を注文しました。
お店のHPによると「鯖は日本近海の脂ののった真鯖を使い、米は滋賀県産の江州米を選んでおります。
寿司全体をくるむ昆布は北海道産の天然昆布。おいしさを保つため竹の皮で包んでおります」
とあります。
鯖寿司は脂ののりがよく、昆布の香りがすーっと鼻から抜けていく感じ。
酢飯の硬さとお酢のバランスがすごく好みです。
昆布と鯖の旨味が酢飯と三位一体になって感動的に美味しかったです。
鯛寿司は、鯖寿司と違いこちらは白板昆布を使っています。
皮付きなのが小鯛の雀寿司で皮が無いのが鯛寿司です。
鯛寿司は鯖に比べると淡白な味付けで、とてもさっぱりといただけます。
いつ食べても安定した美味しさ!京都に来たときは、必ず寄りたいお店です。
いづう
【住所】京都府京都市東山区八坂新地清本町367
【電話番号】075-561-0751
お腹いっぱいになったあと、枝垂れ桜を見たくて平安神宮へ。
実は、桜が満開の京都に来たのは初めてでした。
どこに行こうか散々迷ったのですが、時間の都合があるのと、
一度、濃いピンクの枝垂れ桜が満開の神苑をどうしても見たかったので平安神宮を選びました。
明治時代の代表的な日本庭園として広く内外に知られている平安神宮神苑は、
ご社殿を取り囲むように東・中・西・南の四つの庭からなっています。
総面積33,000㎡(約10,000坪)の広大な池泉回遊式庭園です。
平安京千年の造園技法の粋を結集した庭園として、昭和50年12月に国の名勝に指定されています。
紅枝垂れ桜は、花は八重、咲色は紅(濃いピンク)、満開のこの時期には
あたかも花笠のような景観を見せてくれ、
昭和42年には昭和天皇皇后両陛下がご参拝され、この見事な桜をご覧になられたそうです。
満開の桜は圧巻で、もしも地上に天国/冥土があるとしたら
このようなところなのかもしれない、と思ったほどで
言葉になりませんでした。
あまりの美しさに、放心状態
しばらくの間ただただぼーっとしていました。
人間は、本当に美しいものを見ると「無」しかないのかもしれません。
このような美しい景色を見ることができた「偶然」に深いところから感謝の気持ちがわいてきて、
日本人でよかったなあと心から思った素晴らしい景観でした。
平安神宮
【住所】左京区岡崎西天王町97
【電話番号】075-761-0221