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カサンドラ症候群/サイマティクスセラピー

お客様の声をご紹介させていただきます。

東京都中央区 R・Tさま(女性:53歳)(施術回数/3回)

頭痛はないのですが、後頭部がずっと緊張状態のような感じで 目も疲れ気味。

なんとかしたくて、以前から興味のあったサイマティクス療法を受けてみようと
思いこちらにお世話になっています。
体の不調という事でうかがったのですが、
初回のお話の時に メンタルの問題が大きいということがわかり メンタルに対応した
音をあてていただいています。

今回で3回目ですが、
今まで「私にはとても無理」と思っていたことも「出来るかもしれないな」と思ってきたり、
「自ら辛い過去に戻り、自分を苦しめている」思考状態を行きつ戻りつですが、回数が減ってきた気がします。

「今もこれからも幸せな自分」のビジョンを考えてみてもいいかなって
前向きになったのがとても嬉しいことです。
後頭部の緊張状態のような感覚もかなり軽減されました❤
そして目のだるくて重い感じも すっかり忘れていました(笑)

いろいろお話しを聞いてもらいながら
施術を受けられるので楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいます。来月もよろしくお願いします!

Rさま、こんなにあたたかなメッセージをお送りいただきまして本当にありがとうございました。

Rさまが最初にいらっしゃってくださった時に、リーディングさせていただいたら「ほんとうは離婚を考えている」ということでしたので、そのままお伝えした際にぽろぽろと涙をこぼされ、やっとの思いで経緯をお話してくださいました。

Rさまの苦しみの原因となっていたのはご主人のコミュニケーション障害によるもので、
Rさまが「カサンドラ症候群」の状態にとても近いことをお伝えしました。

カサンドラ症候群とは、
家族やパートナーなど生活の身近にいる人がアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害/ASD)であることが原因で、
情緒的な相互関係を築くことが難しく、心的ストレスから不安障害や抑うつ状態、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの心身症状が起きている状態を指す言葉です。

具体的には、妻が夫とのコミュニケーション上の苦痛を周囲の人たちに訴えても、夫には問題がなさそうに見えるため誰からも信じてもらえず、結果として自分一人で苦しみ悩んでしまう症状を「カサンドラ症候群」と呼んでいます

症状としては偏頭痛、体重の増加、または減少、自己評価の低下、パニック障害、抑うつ、無気力などがあげられ、二次障害として問題となっています。
夫婦間やパートナー間の配慮とコミュニケーションの障害で、医療現場ではなによりも相互ケアの重要性が指摘されているようです

苦しみの原因になるのは「当事者でさえ問題の本質がわからないこと」

Rさまはご主人から「お前に魅力がないからこのようになっている」「お前が悪いからだ」などとご主人の理不尽な言動で長い間追い込まれ続け
自分が悪いからこのようになってしまったと激しく自分を責めたり、ご主人を許せないのは自分が未熟だからだと思って、誰にも相談することができなかった、と仰っていて
その心境を思うと、どれだけ苦しかっただろうかと、もらい泣きしそうになったほどでした。

アスペルガー症候群とは、発達障害の一種で、知的能力に遅れは見られないものの、
「暗黙の了解」や「他人の気持ちを察する」といった社会的コミュニケーションが苦手であったり、限定的な関心やこだわりが見られたりすることで、対人関係や日常生活に支障をきたしてしまう障害です。
アスペルガー症候群を含む発達障害は、先天的な(生まれつきの)脳の発達に特性があるもので、親の子育てなどが原因ではありません。

ASDは発症率は女性よりも男性の方が高く、夫婦であれば夫がASDで妻がカサンドラ症候群になることが多いです。(男性の方が発症率が高い原因は不明です。)

脳の発達が遅れているわけではないので、知識面では全く問題ない人が多く、一般的に高学歴と言われる人にもASDの症状を持っている人はいます。
ASDの人は、対人関係で問題が起きることが多いですが、一方でルールやマニュアル通りに物事を進める能力は高いです。ただ突然の変更や予定外の行動に慌ててパニックを起こす、など、予期せぬ会話になるとパニックになって攻撃をはじめたりする場合があります。

また、カサンドラと呼ばれる女性たちのほうが(DVを受けているような心理状態になっているため)
とても混乱して見えることがあります。
それに対して、パートナーの夫は社会的に認められていて地位があったり
家庭の外では温厚でいわゆる「外面がいい人」が多いので、
夫婦で起こっている「本質的な問題」は理解されず、妻のパーソナリティの問題として「妻のほうが悪い」などと片づけられてしまうことがあるのが現状です。

夫婦やパートナー間のみにカサンドラ症候群が起こるのではなく、
家族や友人、会社の同僚など、ASDのある人に接している方にも、カサンドラ症候群が起こる可能性があります。

実際、当サロンでも、ご主人以外に会社の上司または部下、同僚などで深く悩んで、
こんな風になってしまうのは、自分の能力が低いからなのか?と思い詰めていらっしゃる方が多くいらっしゃいます。

カサンドラ症候群の解決で一番大切なのは、必ず第三者が入ることです。
実はASDの部下(または上司)の症状が、カサンドラ症候群の部下と一緒のときだけ出ることがあります

周囲から見ると、ASDの症状が出ていないように見えるので、
カサンドラ症候群の部下が何に苦労しているのかを理解できず、孤立する原因を作ってしまうのです。
ASDの部下の対処を1人に任せてしまったり、適切な仕事を振り分けなかったりすると、
部下は「この人は自分の悩みを真剣に考えていない。」と思ってしまい退職してしまうケースも見られます。
そして、私自身も過去の仕事先や友人で同じような経験があり、とても苦しい思いをしました。

多くの方は、アスペルガー症候群の人と接していくうちに、うまくコミュニケーションが築けないことに自信をなくしてしまったり、周囲に相談しても理解をしてもらえないため、孤独感を強く感じます。

家族になると日常生活の中で接する機会は多いですし、パートナーであればなおさら、心を通わせたいと思う気持ちは強いはず。それが困難な時に強いストレスを感じるのは当然のことです。
このような状態が続いた結果、体調不良や抑うつ症状といった症状に陥ってしまうのは、決してご本人のせいではありません。

Rさま、いつも本当に本当にありがとうございます。
Rさまは、二人のお子様を立派に育て上げ、家事や仕事をこなし、ご主人をずっとサポートしていらっしゃいました。
これは、一つの偉大な事業を成し遂げたことと同じことです。女性として大変尊敬しております。

先日もサイマティクスセラピーの
トラウマを解消する、ショックを和らげる、絡まってしまった感情を解きほぐす、緊張を緩和する、不安感を取り除く、自信回復、建設的、他人からの影響を受けにくくする、希望、幸福、愛
エストロゲン・セロトニン・血液循環、各内臓、脳の視床下部
等を使用し入念にケアさせていただきました。
今の、気分の良い状態が、本来のRさまの美しいお姿です。

アスペルガー症候群であることがわかりさえすれば、なぜこのような状態になっているか
理解できたと、もう自分を責めなくて済むと、素晴らしい笑顔でお話してくださって感激しておりました。
この苦しい状態は永遠につづくものではありません。そしてたった一人で解決しなくても大丈夫です。
Rさまのことを、全力でサポートさせていただけるように、もっと精進してまいります!

同じような苦しみを抱えている方のためにと、今回お客様の声としてお送りしてくださいましたこと
この場をお借りしまして、深く御礼申し上げます。(来月またいろいろおしえてください!そしてまた爆笑しましょう^ ^♡)

 

 

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